Java案件のよくある質問
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もっと詳しくJava
Javaは1996年にサン・マイクロシステムズ社が正式リリースを行った、プログラミング言語のひとつです。
なお、2010年にサン・マイクロシステムズ社はオラクル社に買収されており、現在はオラクル社がその権利を持っています。
現在使用されているJavaは、クライアント向けの基本的なSE(Standard Edition)、サーバーソフトウェア向けのEE(Enterprise Editon)、
小型機器ソフトウェア向きのME(Micro Edition)の三種類に分かれています。
現在Java SE 8まで公開されており、2017年3月23日にJava SE 9がリリースされる予定です。
また話題性という点では、TOIBEによると2016年12月現在、Javaは全プログラミング言語の中でどれだけ話題になったかという指標において、
トップである約18%の割合を占めています。
・Javaの特徴、仕様について
Javaはプラットフォーム非依存と、バージョンの互換性を開発時の目標とされた言語であり、いかなるOSであっても、どのバージョンで作成したプログラムであっても動作が保障されているといった点が大きな特徴です。
プラットフォーム非依存の理由は、Javaはプログラムが実行される際にJVM(Java Virtual Machine)によって、それぞれのコンピュータ機種固有のマシンコードに変換して処理されるためです。
このため、Javaは基幹システム開発からWebサイト、Androidアプリや、さらには家電の組み込みプログラムにまで幅広く使われる言語となっています。
また、次のような要素から、Javaは信頼性の高い堅牢な、実行スピードも早い言語として認識されており、
大規模Webサービスにおいても十分な活躍ができると言われています。
一度すべてを機械語に変換してから実行を行うコンパイル言語なので、開発の際に出来上がったソースコードは一度バイトコードという機械語へ変換されます。
また、この変換の際にプログラムのチェックを行い、エラー抽出も可能なので、信頼性を高めることも可能にしています。
オブジェクト指向言語として設計されている言語なので、大規模開発にも対応可能です。オブジェクト指向とは、簡単に説明するとソフトウェア開発においてプログラムを部品化していく考え方です。
その主目的としては、「人間に把握できるプログラム開発を実現する」というものであり、プログラムを容易に変更できるようにすること(柔軟性、保守性の向上)、プログラムの一部を簡単に転用できること(再利用性の向上)を実現しているのです。
Javaには、メモリ管理のための機能として、ガベージコレクション(GC)がJVMに統合されている形で搭載されています。
プログラムの実行によってメモリ上に展開したオブジェクトの処理として、終了後にエンジニアの手による削除を行わなくても、使われていないオブジェクトはガベージコレクションによって自動的に削除されるというものです。
これによりメモリの無駄な圧迫を防止できるので、よりよい実行言語としてJavaが選ばれています。
・フリーランスのJava勉強方法について
Javaの専門書を購入して独学で習得する方法、企業の講座を受ける方法、Webサイトのサービスを利用した学習方法など、様々な方法があります。
Java言語の習得にかかる時間は、それまでにプログラミング言語の経験があるかないかに関わらず、50~100時間と言われています。
Javaはユーザーの多さとその歴史の深さから、基礎を学ぶにあたって多くの教材が存在しています。またバージョンごとの互換性が保障されているので、古いバージョンの教材も使用できないという問題はありません。
そのため、プログラマーを目指す初心者にとっても取り組みやすい言語と言えるでしょう。
・Javaのフリーランス市場について
Java案件は、案件ナビでのフリーランス向け紹介案件の約四分の一を占めています。単価は60~70万の案件が多く、案件ナビ掲載案件もその価格帯に集中しております。(紹介案件の最高単価参考。残業などによりさらに高額になる場合もあります。)
Javaフリーランスは今非常に需要が高く、人材不足のため単価も高い状況であると言えるでしょう。
また、非常に幅広い業務の種類が存在するので、毎回違う内容の仕事に就業することもできるかもしれません。多くの募集の中から、自分のやりたい案件、自分の得意な案件を選べます。
ただし、ただJava言語を理解していれば高額案件に就業できるわけではなく、各種フレームワークについての理解や、OracleのようなDBに関する知識をフリーランスに要求される場合もあります。
ITフリーエンジニアとしての宿命ですが、様々な業務やシステム、パッケージ、フレームワーク、DBに関する勉強を絶えず続けていき、開発経験を積んでいくことが高額案件に就業するための道と言えるでしょう。